空地が少なく困難だった仮設工事

タワーマンションの大規模修繕で、最も難しいのは仮設工事（足場の設置）です。

オフィスビル街に立つシティータワー大阪は周囲に空地があまりなく、すぐ脇を道路が通っています。それに対し、道路に面した東の側面にリフトクライマー（マストに沿って動く移動昇降式足場）、隣のビルに接する西の側面にガイドレール式のゴンドラを設置する、マンションへの負担が少ない方法をとることが出来ました。また、地盤調査の結果、東の側面の地下に強固なコンクリートの躯体が存在したため、ゴンドラよりも作業効率の良いリフトクライマーを設置することができました。

これらの対応は、清水建設本社の構造設計部と連携して検討できたから成しえました。適材適所を見極め、170mの高所作業に耐える仮設工事を無事故でやり遂げ、その後の修繕工事もスケジュール通りに終わらせることが出来たのは、まさに清水建設グループの実績と技術とノウハウが成し得た業といえるでしょう。

周囲に空地があまりなくても大丈夫。任せてください。

シミズ・ビルライフケアは、清水建設グループの一員である利点を活かし、空地があまりないマンションの修繕に対して仮設工事の進め方について十分な検討をして施工方法を見極め、マンションの住民の皆様への配慮を忘れることはありません。清水建設グループの技術力を背景に、超高層の修繕・改修に実績のある施工で、お客様の期待に応えます。

実績と技術力 以外に重要なこととは

大規模修繕工事では、マンションの住民の皆様とのコミュニケーションも重要なポイントです。
工事中も、マンションの住民の皆様は生活を続けていきます。シミズ・ビルライフケアでは工事に関する出来事は住民の皆様へ包み隠さず報告して、信頼関係を築くことに努めています。

工事にはトラブルがつきものですが、トラブルが起きる前までに住民の皆様とコミュニケーションをとって信頼関係を築き、トラブルが起きた際は誠意を持って対処すれば、工事もスムーズに進みやすくなるでしょう。