エルザタワー32
大規模修繕工事
施工実績
2021年3月19日
建物概要
所在地 | 埼玉県川口市元郷2-15-2 |
竣工年 | 2002年2月 |
構造・規模 | RC造 地上32階建(屋上ヘリポートまで112m) |
住戸数 | 389戸 |
工事概要
発注者 | エルザタワー32管理組合 |
工事期間 | 2016年10月〜2017年7月 |
工事内容 | 外壁面・バルコニー・廊下・屋上 他 |
総合的な計画
今回の大規模修繕工事では、全体の工事金額をできるだけ安価に抑えたいとの要望がありました。
弊社では工期を当初の計画工期より2か月短縮させることにより工事金額の面で顧客のニーズに答えることが課題でしたが、弊社の購買力・交渉力を生かしこの課題を解決しました。
また、計画段階で、建物を1工区、2工区とに区分けし、1工区が終了したら2工区に仮設足場や「ワークプラットホーム」と呼ばれる移動昇降式足場を盛替えする計画とし、直接仮設工事にかかる費用の削減を実施できました。
建物の形状を生かした作業計画
100mを越えるタワーマンションの大規模修繕工事では、通常では一般的な枠組み足場は低層階でしか使用できません。当工事では、主な面の作業は「ワークプラットホーム」と呼ばれる移動昇降式足場を用いて32階まで作業を実施し、クレーン車が近寄れず、ワークプラットホームの組立ができない場所はレール式ゴンドラにて作業を行いました。
また、建物の形状を利用し、北東部、北西部のコーナー部分は通常超高層では用いらない一般の枠組足場を補強した上で設置することでバルコニー間の行き来を可能にすることで工期の短縮を実現しました。